第4回【キャッシュ・フロー】ワーママ解説!CFは本音で会話する決算書である

キャリア

こんにちは!

第4回目はキャッシュフローについて解説していきたいと思います。

前回分までのブログを見ていない方はぜひこちらも覗いてみてください。

第1回【初心者向け】簿記3級合格したのに”決算書が読めない”をワーママが解決
簿記3級を取得したのに決算書の読み方がわからない!という方向けにワーママが決算書の読み方を解説していきます。今回は初心者向けに、そもそも決算書とは何?についてワーママがなるべく端的に、わかりやすく書きましたので、時間のないワーママにもぜひ読んでいただけると嬉しいです。
第2回【貸借対照表を読む】業種ごとの特徴で大枠を捉える!
今回は簿記3級に合格したのに決算書が読めないという悩みを解決する第2回目として、【貸借対照表を読む】をテーマにしました。実際に決算書の貸借対照表を使用して、業種別に貸借対照表の特徴はあるのか読み解いていきます。簡単にざっくり理解できるようにワーママなりに解説しましたので時間がない方もぜひ読んでみてください。
第3回【損益計算書を読む】ワーママがざっくりコツだけ押さえます
損益計算書の読み方をワーママがざっくりコツだけ押さえます。細かい計算は抜きにして、ざっくり可視化した際のポイントだけに絞りました。イメージだけ掴みたい方、苦手だけど読み方を知りたい方などぜひこのブログを読んでみてください。

今回のブログはこんな方におすすめ!

  • キャッシュフローの読み方をざっくり知りたい
  • 会社のお金の流れだけ把握したい
  • 興味のある会社が世間的にどんなタイプの会社なのか知りたい
  • ワーママとキャッシュフロー学んであげるよ〜という方

キャッシュフローは嘘がない

会社のお金の流れを表すのがキャッシュフローとなります。

ワーママ
ワーママ

キャッシュフローを日本語にすると「お金の流れ」になるね

そして、キャッシュフローはお金の流れを細かく明記されているため、お金について本音で会話しているとも言えます。

本音の会話について耳を傾けて見る際は、貸借対照表や損益計算書と同様にグラフや表にしてみると分かりやすいですよ。

キャッシュフローを構成する3つの表

キャッシュフローは以下3つの表で構成されています。

  1. 営業活動によるキャッシュ・フロー
  2. 投資活動によるキャッシュ・フロー
  3. 財務活動によるキャッシュ・フロー

順番に要点だけ見ていきましょう。

営業活動によるキャッシュ・フローは本業の成果を表す

その会社のメインとなる事業の営業活動の成果を表すものです。

プラスであれば順調です。

逆にマイナスが続いている状態は危険信号と捉えられますね。

ワーママ
ワーママ

給料や家賃の支払いもこの項目に分類されるよ

投資活動によるキャッシュ・フローは事業拡大への投資

現況の事業の維持や事業拡大への投資をどのくらいしているかを表すものです。

マイナスが普通であると認識しておきましょう。

逆に事業縮小や、設備削減など企業として守りの体制に入っている場合はプラスとなります。

ワーママ
ワーママ

現状維持ではなく”前向きに事業拡大しているか”がポイントだね

財務活動によるキャッシュ・フローは資金のやり取りを表す

外部との資金のやり取りを表すものです。

プラスの場合は、これから事業を始めるもしくは成長段階と捉えることができます。

逆にマイナスの場合は、その事業が成熟しているもしくは衰退時期と捉えられます。

3つの表でどんな会社かわかる

キャッシュフローを構成する3つの表の組み合わせで、会社の状態がわかります。

ちなみに、この組み合わせで考える際は単年度だけで比較するのではなく過去3年ほどを見比べたうえで判断しましょう。

ワーママ
ワーママ

その年にたまたま大きく設備投資をしたということもあるからね!

優等生タイプ

企業のあるべき姿です。

本業の営業で稼いだお金の範囲内で投資も資金調達をしているため健全な会社と言えます。

営業キャッシュ・フロー
投資キャッシュ・フロー
財務キャッシュ・フロー
優等生タイプ

積極的タイプ

本業で得たお金以上の投資をしている企業です。

足りない分は資金繰りをしながら事業拡大をしています。

営業キャッシュ・フロー
投資キャッシュ・フロー
財務キャッシュ・フロー
積極タイプ

自己見直しタイプ

事業の縮小や見直しをしている企業に多いです。

本業のお金と投資資金を回収して、事業拡大のために借り入れた資金の返済に当てています。

営業キャッシュ・フロー
投資キャッシュ・フロー
財務キャッシュ・フロー
自己見直しタイプ

衰退タイプ

本業での活動が上手くいかず、事業が衰退傾向にある企業です。

設備等を売却し、借金を返済することに注力していることが多いです。

営業キャッシュ・フロー
投資キャッシュ・フロー
財務キャッシュ・フロー
衰退タイプ

投資全集中タイプ

本業の事業がうまくいかない中で、資金繰りをして投資に全集中している企業です。

営業キャッシュ・フロー
投資キャッシュ・フロー
財務キャッシュ・フロー
投資全集中タイプ

首の皮ぎりぎりタイプ

かなり経営状態が厳しい企業に多いです。

固定資産の売却費用だけでなく、借入金も補いながら経営をしているためです。

営業キャッシュ・フロー
投資キャッシュ・フロー
財務キャッシュ・フロー
首の皮ギリギリタイプ
ワーママ
ワーママ

自分の会社や周りの会社がどんなタイプか見てみると面白いですね

まとめ

以上、CFは本音で会話する決算書をワーママが解説させていただきました。

このブログのまとめ

  • キャッシュ・フローはお金について本音で会話をしている
  • 営業活動CFは本業の成果を表す
  • 投資活動CFは事業拡大への投資
  • 財務活動CFは資金のやり取りを表す
  • 3つの表を組み合わせることで会社のタイプが分かる
    • 優等生タイプ
    • 積極的タイプ
    • 自己見直しタイプ
    • 衰退タイプ
    • 投資全集中タイプ
    • 首の皮ギリギリタイプ

ここまで初心者向けに解説をさせていただき、ワーママ決意しました。

ワーママ
ワーママ

もういっそのこと簿記2級に挑戦してみよう!

ということで、簿記2級に合格するまでシリーズは一旦ストップさせていただきます。

決算書の理解を深めて、今後の仕事に活かすため簿記2級の挑戦頑張ります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

他の投稿はぼちぼちしていきますので引き続きよろしくお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました